車を持っていないけれど、休日は箱根の温泉でゆっくりしたい。東京駅から日帰りで出かけるなら、まずは箱根湯本に絞る旅がおすすめです。小田原で一度乗り換え、駅前で昼食と川沿いの散策を楽しんだら、午後は「箱根湯寮」へ。帰りも同じ経路なので、初めての一人旅でも予定を組みやすくなります。
今回は30代男性が一人で気軽に出かけることを想定し、温泉と休憩の時間を優先しました。東京駅を9時ごろに出て、18時前後に帰るモデルです。タオルを持参する場合、平日の予算は8,120〜8,220円が目安。芦ノ湖や大涌谷まで足を延ばす周遊コースとは分けて考えます。
東京駅から箱根湯本へ|小田原で一度乗り換える
普通列車なら片道1,960円。行先表示を確認して乗車

東京駅からJR東海道線で小田原へ向かい、箱根登山線の箱根湯本行きに乗り換えます。東京〜小田原は約1時間20〜35分、小田原〜箱根湯本は約15分が目安。乗り換えには15〜20分ほど余裕をみて、全体で約2時間を確保しましょう。東京駅では、小田原行きや熱海行きなど、小田原まで行く列車を選びます。
大人の普通きっぷは、東京〜小田原1,600円、小田原〜箱根湯本360円で、合計片道1,960円、往復3,920円です。JR区間は2026年3月14日改定後の金額で計算しました。グリーン車や特急料金は含みません。JR東日本の運賃表・箱根登山線の運賃・時刻検索
乗り換え駅と箱根湯本を確認
時間を短くしたいなら、東京〜小田原だけ新幹線にする方法もあります。スマートEXの普通車自由席は片道3,280円。箱根湯本までの電車代を足すと往復7,280円で、普通列車より3,360円高くなります。小田原まで約35分、乗り換えを含め箱根湯本まで約1時間〜1時間20分が目安です。「こだま」など小田原に停車する列車を選び、自由席は着席保証がない点も考えておきましょう。公式料金表
日帰りの行程|午前は街歩き、午後は温泉
箱根湯本の周辺だけで、ゆっくり一日を過ごす

時刻の目安 | 予定 |
|---|---|
9時ごろ | 東京駅を出発。東海道線で小田原へ |
11時ごろ | 箱根湯本駅に到着 |
11:15〜12:00 | 駅前周辺で昼食 |
12:00〜12:40 | 早川・あじさい橋周辺を散策 |
13:00〜15:00 | 箱根湯寮で温泉と休憩 |
15時台 | 無料送迎で駅に戻り、喫茶や買い物 |
16時ごろ | 箱根湯本駅から小田原経由で帰京 |
18時前後 | 東京駅に到着 |
列車は旅行日のダイヤに合わせ、箱根湯本へ11時ごろ着く組み合わせを探してください。昼食の待ち時間が長ければ散策を短くし、温泉の時間を残します。早く着いた日も観光地を追加するより、川を眺めたり喫茶店で休んだりする余白に使うと、帰るころに疲れすぎずに済みます。
昼食のあと、早川とあじさい橋の周辺を歩く

箱根湯本駅に着いたら、駅前の商店街周辺で昼食を。そばや定食など、食べたいものを選び、予算は1,800円ほどを置きます。これは特定の店のメニュー価格ではありません。一人で入りやすいか気になる場合は、入口で空席と待ち時間を聞いてから決めましょう。
食後は駅から近い早川やあじさい橋の周辺へ。30〜40分ほど、橋から川を眺めたり写真を撮ったりする時間を取ります。川岸まで無理に下りず、一般の歩道と橋から楽しむ散策です。雨が強い日は省略し、昼食後そのまま温泉へ向かっても十分に休日らしく過ごせます。
昼食と散策のエリア
温泉は箱根湯寮へ|駅から無料送迎で約3分
大浴場と休憩に2時間。タオルを忘れずに

箱根湯本駅へ戻ったら、箱根湯寮の無料送迎バスに乗ります。乗車時間は約3分で、駅と施設の間を毎日運行しています。徒歩で坂道を上る計画にせず、公式の乗り場図と時刻表を見てから乗車位置へ向かいましょう。混雑や道路状況で待ち時間が増えることもあります。
今回は貸切風呂ではなく、大浴場「本殿 湯楽庵 大湯」を利用します。露天風呂や内湯を楽しんだあと、休憩スペースで一息。13時から15時ごろまでの2時間は、受付・着替え・休憩も含む目安です。長湯を続ける予定にはせず、体調に合わせて休みながら過ごしてください。箱根湯寮の施設案内

大浴場の大人料金は日付で変わり、平日1,700〜1,800円、土休日2,000〜2,200円。旅行日を公式料金カレンダーで確認してください。営業時間は平日10:00〜20:00、土休日10:00〜21:00で、最終受付は閉館1時間前。メンテナンス休館もあるため、出発前に営業案内を確認しましょう。
大浴場のタオルは持参が基本です。レンタルはなく、現地で買う場合はフェイスタオル300円、バスタオル550円で、両方なら850円。浴衣レンタルは別途300円です。濡れたタオルを入れる袋もバッグに入れておくと帰りが楽になります。公式の持ち物・設備案内
駅から箱根湯寮へ
帰り方と予算|夕方には箱根湯本を出発
小田原では東京経由の列車を選ぶ

温泉を出たら無料送迎で駅へ戻り、15時台を喫茶や買い物の時間に使います。16時ごろの箱根湯本発を目安に小田原へ。JR東海道線へ乗り換え、18時前後に東京駅へ戻る予定です。帰りの時刻も接続で前後するため、当日の乗換案内で確認してください。
小田原駅では「東京・上野方面」の列車を選ぶのが大切です。湘南新宿ラインは新宿方面へ向かい、東京駅には停まりません。また、行先が東京でなく宇都宮や高崎などでも東京を経由する列車があります。行先名だけで迷ったら、発車案内の経由地を見るか駅係員に確認しましょう。
タオル持参なら平日約8,200円。追加費用も分けて考える

項目 | 大人1人・平日 |
|---|---|
東京〜小田原の往復 | 3,200円 |
小田原〜箱根湯本の往復 | 720円 |
箱根湯寮の大浴場 | 1,700〜1,800円 |
昼食(仮予算) | 1,800円 |
喫茶・飲み物(仮予算) | 700円 |
無料送迎 | 0円 |
合計 | 8,120〜8,220円 |
土休日は同じ条件で8,420〜8,620円。両方のタオルを買うなら850円、浴衣を借りるなら300円を足します。新幹線往復に変えた場合の平日総額は11,480〜11,580円です。夕食・お土産・ロッカー・予備費は別に用意してください。
今回の有料の現地移動は小田原〜箱根湯本の往復だけなので、周遊用の箱根フリーパスを前提にする必要はありません。芦ノ湖や大涌谷にも行きたくなったら、移動時間と乗り物代を含めて別の行程を組みましょう。まずは温泉と箱根湯本の街歩きだけでも、車を使わずに一日を楽しめます。
一泊に変えるなら|駅近の湯本富士屋ホテル
一人用のシングルルームを候補に

泊まって帰るなら、箱根湯本駅から徒歩3分と案内されている湯本富士屋ホテルが候補になります。本館には定員1名のシングルルームがあります。駅近を重視する一人旅に検討しやすい一方、この部屋は窓が小さく、眺望を楽しむタイプではありません。
室内はシャワーブースのみでバスタブはありません。日付を指定して、大人1名の空室、食事の有無、宿泊者の温泉利用条件と税込総額を確認してください。宿代は変動するため上の日帰り予算には含めていません。ホテル公式のシングルルーム案内
泊まる場合の場所
情報の確認先・写真クレジット
確認日:2026年9月10日。公式情報をもとに編集部が組んだモデルコースで、現地訪問の体験記ではありません。列車の所要時間や徒歩・滞在時間は目安です。最新の営業日、運行情報、旅行日の料金を確認してお出かけください。
写真:river/Christophe95・CC BY-SA 4.0。Wikimedia Commons掲載写真を縮小して使用。
写真:station/Kansai-good・CC BY-SA 4.0。Wikimedia Commons掲載写真を縮小して使用。
図は編集部作成。関連記事:熱海へ車なしで日帰り一人旅行・草津温泉の日帰り一人旅



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